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「ジャケギキ」でポッドキャスト番組とアートワークを通じた出会いを!運営メンバーに立ち上げ経緯を聞く

「ジャケギキ」でポッドキャスト番組とアートワークを通じた出会いを!運営メンバーに立ち上げ経緯を聞く

ポッドキャストランキングブログでは、国内のポッドキャストにまつわる様々なプロジェクトの裏側などをインタビュー形式で紹介していきます。

今回は、ポッドキャスト番組のジャケット(カバーアート)を展示するイベント『ジャケギキ』の企画メンバーのみなさんに、その立ち上げ経緯や背景についてお話をおききました。

インタビューにお答え頂いたジャケギキ運営メンバーのみなさん


トミナガマコトさん

KOMIYA MIYAKOさん

DJ いしかわさん

「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ聴き」という文化をポッドキャストで

はじめに「ジャケギキ」のプロジェクトについておしえてください。

ポッドキャスターのみなさんが作る番組のカバーアートをきっかけに、ポッドキャスト番組とリスナーの新しい出会いのカタチを浸透させる、アート視点でポッドキャストの認知を広げるプロジェクトです。

ポッドキャストアートイベント『ジャケギキ』

「ポッドキャストって何?どこで聴けるの?」そう聞かれたポッドキャスターさんは少なくないと思います。もっと多くの人にポッドキャストを知ってもらうきっかけになればと思い、原宿の人気のカフェでポッドキャスト番組のジャケット(カバーアート)を展示す

るイベントを開催しようと思いました。その名もジャケギキです。

「ジャケギキ」はどのようなきっかけではじまったのでしょうか。

「ポッドキャストって何?どこで聴けるの?」ポッドキャスターの方々は必ずこういった質問をされたことがあると思います。もちろん、僕たちもその内の1人です。そうやって聞かれる度に、ポッドキャスト自体をもっと知ってもらうためにはどうしたらいいのだろうかと、常日頃から考えていました。

そんな中、ふと自分達の過去の経験を振り返った時に、新しい音楽に出会う時って、見た目から入るいわゆる「ジャケ買い」をして世界が広がった経験が結構あったなと思いました。

昨今、音楽はCDショップやレコード店に行かなくてもサブスクリプションサービスで気軽に聞けるものとなってしまいました。それが悪いことだとは思っていないのですが、リアルな場で、自分の感性を信じて手にとり聴くという経験が少なくなっているとは思っています。

そこで、自分達も含め、ポッドキャスターの方々は、自分の番組カバーアートに時間も思い入れもあると思っていたので、折角であればジャケ買いならぬジャケ聴きという文化をポッドキャストで取り入れられないかなと思いました。その行動が一般的に浸透すれば、もっと多くの人に”ポッドキャスト”に触れる機会を作れるし、自分の気に入った番組があれば、ポッドキャストの利用者も広がるなと考え、今回のプロジェクトに繋がりました。

聴取する最初のきっかけが「番組のジャケットがイケてたから」っていうのもなんだかいいですよね。

ポッドキャストの新しい広め方としての「ジャケ聴き」

「ジャケギキ」はどのような方々で運営されているのですか?

運営は、楽しく広告人学を学ぶ「アドバタラヂオ」のトミナガマコトを始め、Re:creation Port.|レクリエーションポートのKOMIYA MIYAKO、趣味発見むしゃむしゃラジオ!のDJいしかわ、BONUS TRACKの田中達彦です。プロジェクトとしては、今年の7月から企画し始めました。

プロジェクトを公開されてみてどのような反応がありましたか?

とても多くのポッドキャスターの方々から応援やコメントをいただいており、日々感謝しております。特にプロジェクトのコンセプトに共感してくださる方が多く、ポッドキャストの新しい広め方として注目していただけているのを肌で感じており、開始当初にはあまりなかったジャケギキムーブメントとしての責任感というものも芽生えてきてしまいました。笑

プロジェクトに賛同するポッドキャスト番組

「ジャケギキ」はみんなで作るポッドキャストイベント。音声CM配布やクラウドファンディングを実施中!

PJ告知の一環で、ポッドキャスト配信者さんが自由に使えるCMを提供してCMを流してもらう..という取り組みがユニークですね。

やっぱりポッドキャスターの強みは音声。視覚にフォーカスしたこのイベントですが、そこは切っても切れないものだと思っていました。また、最近ポッドキャスト番組同士でそれぞれの番組の告知CMを流し合うなどの流れがあったので、ジャケギキのCMを作ったら、案外好意的に受け入れてもらえるかなと思い作りました。お陰様で、色々なポッドキャスト番組のエピソードに入れてもらってとても嬉しいです。

ジャケギキ 宣伝用音声データ

みなさんの番組のリスナーの方々にも ポッドキャストアートイベント『ジャケギキ』の存在を、是非、知っていただけたらと思っております。
「告知はしていいけど説明するのはめんどくさい」や、「番組の流れがあるから、間には入れずらい」など、ハードルがあると思いますので、簡単に入れたり消したりできるように宣伝用の音声データを作りました!

最後にこの記事を読んでいる読者の方に伝えたいことはありますか。

たくさんのポッドキャスト番組の方々や、個人スポンサーの方々から応援してもらえている本プロジェクトですが、クラウドファンディングで目標支援金額が達成出来ないと開催出来ない、ALL or NOTHINGの形式になっています。

当初は、もしみなさんからの応援がなかったら、大きなお世話と思われて需要がないことだと思っていたので、ポッドキャスターの方々の思うところを確認する意味も含まれていました。それが結果、こんなにもプロジェクトやコンセプトに賛同いただき応援いただけていることに驚きと喜びを感じています。

実は、クラファンを使ってのポッドキャストイベントは過去になく、今回のジャケギキが初の取り組みとなります。まずはプロジェクトおよびイベントを実現し、その上で、今回僕たちが得た経験をこれからのポッドキャスト業界の盛り上げに活かすことで少しでも貢献できればと考えています。

クラウドファンディングの締め切りは10/31までです。是非、ご支援、応援のほど宜しくお願いします。

イベント概要